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本/雑誌『亡国の鉤十字(ハーケンクロイツ) 下』が刺激的な展開を織り成す!

ロシア語会話・単語講座(カタカナ編)のブログ
[本/雑誌]/亡国の鉤十字(ハーケンクロイツ) 下 / 原タイトル:LE CYCLE DU SOLEIL NOIR.





この本は、十七世紀初頭のロシアを舞台にした冒険物語です。

物語は、ロシアが動乱期にあり、ツァーリも不在である時代から始まります。東方民族の侵略が絶え間なく続き、国中には貧困と飢餓と混乱が広がっていました。そんな中、コストロマの修道院に隠棲していた青年、ミハイル・ロマノフがツァーリに選ばれるのです。

彼は異教の礼拝堂で手に入れた奇妙な十字架“スワスティカ”の導きを受け、ロマノフ王朝の創始者となりました。彼の王朝は約300年にわたりロシアを支配しましたが、1917年の革命によってその支配力を失ってしまいます。

しかし、革命前夜に、時の皇帝ニコライ二世によってスワスティカは国外に移されていたのです。主人公のトリスタンは、ロマノフ王朝最後の秘宝がイギリスに移されていることを知ります。彼はドイツ国防軍の諜報機関の協力を得て、別人になりすましてイギリスへ向かいます。

そして、半壊した大英博物館に眠るスワスティカを奪取することに成功します。しかし、その瞬間、彼は名状しがたい遺物の魔力に囚われ、意識を失ってしまいます…

物語はここで終わりではありません。もう2つのスワスティカが存在し、アメリカに渡り、そして海底に眠っているのです。トリスタンは世界の混沌を終わらせるためにも、新たな冒険に身を投じることになるのでしょう。

『亡国の鉤十字(ハーケンクロイツ)』は、ロシアの歴史と秘宝を巡るスリリングな冒険物語です。ぜひ、この本を読んで、トリスタンの運命にどうしてもなるべく、彼の冒険に参加してみてください!