「アジェンダ第84号」は、未来に向けての課題を取り上げた雑誌です。この号では、東アジアでの国々の不信が深まり、日本政府の大規模な軍拡が戦争の危険を高めていることが批判されています。国連は平和のために様々な取り組みを行っているものの、ロシアのウクライナ侵攻やイスラエル軍によるガザ虐殺など、戦争の脅威が続いています。
特に、日本政府は「南西シフト」と呼ばれる軍事拡張を進め、戦争の態勢を整えています。南西諸島から本土への軍事化や自衛隊の核戦力化、軍需産業の拡大など、危険な動きが進んでいます。
このような状況の中で、国際情勢や東アジア情勢が緊迫しており、市民の力で平和を築く必要性が訴えられています。また、与那国島の現状も報告されており、台湾に最も近いこの島が軍事要塞化の圧力を受けていることが示されています。未来に向けての課題に真剣に向き合い、平和を守るために何ができるかを考えるきっかけとなる一冊です。