ロスト・ワールド・バンドの2020年ヴァージョンのCD「トラジェクトリー(軌跡)」は、ロシア出身のバンドがリリースした5枚目のスタジオ作品です。このバンドは、モスクワ音楽院出身の才能あるメンバーたちによって結成されました。彼らのデビュー作は、2002年に発売されたもののすぐに入手困難となり、幻のアルバムとなっていました。しかし、今回の再発では、リズム・セクションなどを新たに録り直し、ヴォーカルを英詩に変えています。
このアルバムのメインは、ヴァイオリンとフルートのための現代的なコンチェルト「軌跡」です。彼らは、鬼気迫る演奏力で、硬質な楽曲を表現しています。また、このアルバムは、2020年2月に急逝したフルーティスト、ヴァシリ・ソロヴィエフへの追悼リリースとなっています。
CDには以下の曲が収録されています。
1. 軌跡 パート1
2. 軌跡 パート2
3. 軌跡 パート3
4. マイ・ハート・ワズ・クラッシュト
5. 裂片
6. (続く…)