この作品は、9巻に分かれており、物語は親友夫妻の突然の死から始まります。
物語の主人公は、たったひとり遺された息子のコスチャを守るため、彼の後見人となることを誓ったメイシーです。しかし、彼女の前に現れたのは、ロシアン・マフィアのような遺児の後見人、アレクセイでした。
アレクセイはハンサムですが、不遜な態度をとるため、メイシーは彼に不安を感じます。それでも、コスチャを守るためにナポリにあるアレクセイの豪邸について行くことになります。
ふたりは最初は反発しあいながらも、意識しあうようになります。そして、自然に愛を交わすようになるのですが、アレクセイはメイシーに、子守りにしては高額すぎる報酬を渡してきます。
これに対して、メイシーは疑問を抱きます。「私は愛人に過ぎないの?」と。彼女はアレクセイの真意を知るために奮闘します。
『象牙の塔の愛人』は、ロシアン・マフィアの後見人との禁断の愛を描いた物語です。アレクセイとメイシーの関係は、ドキドキと切なさが入り混じったもので、読者を引き込んでくれます。
彼らの心の葛藤や、真実を追い求める姿勢に共感しながら、物語を追いかけることができます。ぜひ、『象牙の塔の愛人』を読んで、彼らの運命を見届けてみてください!