2012年、ロシアは大きな変化を経験しました。ソ連の崩壊から20年が経ち、プーチン大統領が復活し、アラブの春に続いて民主化運動も起こりました。この本は、ロシアを代表する専門家が書いたもので、欧米との深い関係を持つロシアの視点から、エネルギー資源の争いやロシア・中国・米国によるユーラシアの覇権をかけた「グレートゲーム」、旧ソ連諸国の内情、そして日本との関係などについてまとめられています。この本は、21世紀のロシアとユーラシアの現在と未来を知るために必読です。ロシアの戦略やユーラシアの大変動に興味がある方にとって、非常に役立つ一冊です。