【本/雑誌】ロシア革命 (中公文庫 い16-8 新編・石光真清の手記 4)
「ロシア革命」は、石光真清の手記を収録した本です。石光真清は、世田谷で三等郵便局長を務めていましたが、大地の夢に魅せられ、再び大陸に赴き満蒙貿易会社を設立します。そして、ロシア革命が勃発すると、石光は密命を受けてアムールへと赴きます。
一方、日本軍は革命に干渉し、シベリアに出兵します。この本では、明治元年生まれの陸軍軍人である石光真清の手記が完結しています。また、田宮虎彦、坂西志保、河盛好蔵、坪田譲治、中村光夫、木下順二による批評集や、秘蔵写真も多数収録されています。
この本は、明治の群像シリーズの一部であり、ロシア革命に興味のある方や歴史好きの方にとって、貴重な一冊となることでしょう。石光真清の生きた時代の様子や、彼の視点から見たロシア革命の真実を知ることができます。ぜひ手に取って読んでみてください。