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逆境を乗り越えた男の生き様!大黒屋光太夫の漂流記

ロシア語会話・単語講座(カタカナ編)のブログ
あきらめなかった男 大黒屋光太夫の漂流記 / 小前亮  〔本〕





【あきらめなかった男 大黒屋光太夫の漂流記】は、小前亮さんの著書で、2023年05月に静山社から発売される文芸ジャンルの本です。この本は、日本で販売され、ISBN番号は9784863896772です。

物語は、天明二年十二月、「神昌丸」の船頭・光太夫と船乗りたちが伊勢から江戸へ向かう途中で嵐に遭い、北の孤島に漂着するところから始まります。彼らは極寒の地で仲間が次々と倒れていく中、島に来てから四年間を過ごします。最終的には、彼らは自分たちで船を作り、島を脱出しますが、ロシア本土にたどり着いてもなお、帰国の願いは届かないのです。

そこで、光太夫は決意を固め、ロシア帝国女帝エカチェリーナ二世に直接嘆願することを決めます。真冬のシベリア雪原を横断し、帝都サンクトペテルブルクへ向かう彼の冒険が描かれています。

この本は、光太夫の強い意志と決断力、そして困難に立ち向かう姿勢を通じて、読者に勇気と希望を与えてくれる作品です。