「ショック・ドクトリン〈下〉—惨事便乗型資本主義の正体を暴く」という本は、過去の事件や災害を通じて、暴力的な衝撃で社会を変えることを目的とした「改革」の実態を明らかにしています。
この本は、二〇〇四年のイラク取材をきっかけに執筆され、四年の努力の末に完成しました。発売後すぐに世界中で絶賛され、ベストセラーとなりました。この本を読むことで、国際通貨基金(IMF)や世界銀行が介入する「構造調整」という名の暴力的な改革の実態を知ることができます。
日本も、大震災後の「復興」という名の「日本版ショック・ドクトリン」に見舞われている可能性があります。この本を読むことで、3・11以降の日本を考える上で必要な情報を得ることができます。