こんにちは!今回は、コルネイ・チュコフスキーの絵本『でんわ』についてご紹介します。
この絵本は、チュコフスキーが作った作品で、絵はS.オストローフさんが担当しています。また、日本語には田中潔さんが訳しています。『でんわ』は、児童書として4歳から楽しむことができます。
物語は、主人公のぼくのへやのすみっこで、でんわがリンリンと鳴り始めます。ぼくは「もしもしどなた?」と聞くと、なんとゾウが出てきて、チョコを送ってほしいと頼んできます。次にかかってきたのはワニで、おいしい革ぐつを送ってほしいと言ってきます。
このように、どんどん次々と異なる動物たちからの電話がかかってくるのです。そして、リンリンリンと鳴る電話の向こうで、ユーモアたっぷりのやりとりが繰り広げられます。
『でんわ』は、チュコフスキーの作品なので、ロシアの児童文学の特徴であるユーモアがたっぷり詰まっています